メルセデス・ベンツ W111 280SE, 280SE 3.5 クーペ・コンバーチブル （1969年・英語）
W111系ベンツSEクーペ/コンバーチブルの1969年のカタログ。
セダンモデル（220S系）はテールフィンの廃止を含んだ全面変更でW108系（250S系）へシフトしたが、クーペ系はテールフィンが無かった為か約10年の間継続して生産された。
1969年の改良ではSクラスセダンやSLに先駆け新開発3.5リッターV8エンジンの280SE 3.5 Coupe/Convertibleが登場。
最大の市場だった北米向けには更に大きな280SE 4.5が用意された。
しかしながら主に安全面の遅れから1971年に生産を終了した。
その後、事実上の後継モデルとしてコンパクトなC107系350SLCがデビューするが、Sクラスをベースとした大型クーペを望む声も多く、1981年に再びC126系380SEC/500SECが登場する。
日本にもヤナセを通じクーペ、コンバーチブルともに販売されたが、280SEセダンの425万円と比べ、同クーペが722万円と大変高価であったが為に台数は極めて少ない。
[WZ 1317/00/02/0869 Printed in Federal Republic of Germany]
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