メルセデス・ベンツ R107 350SL (1973年、日本仕様)
1971年に登場した350SLの日本語版カタログ。翌年から導入グレードが450SLに切り替わってしまうにも関わらず製作されたようである。
アメリカ市場を意識し、ボディはより大型化され新開発のV8エンジンを搭載した。
ESV(先進安全車)に採用された安全装備を数多く搭載し、自動車の安全性を飛躍的に向上させた1台となった。
モデルスパンの長いメルセデス・ベンツの車両の中でもとりわけ長寿であり、1989年に後継のR129系が出るまで18年もの間製造された。その間ほとんど手を入れないで保った外装デザインは先見の明があったのだろう。
[WASP 5,000/673 PRINTED IN JAPAN/Y]