メルセデス・ベンツ C126 380SEC, 500SEC (1981年、英語)
C126系ベンツSECの1981年のカタログ。
メルセデスの高級クーペSLCはそもそもコンパクト系(W114)のプラットフォームをベースにしており、市場からはSクラス級の大型クーペを望む声があった。
そこでSLCと置き換わる形で1981年に登場したのが380/500SEC(C126)である。
1979年にデビューしたW126系と基本部分を同一としながらもフロントグリルの処理がセダンとは異なりSL風の面持ちとなっている。
大型グリルと連動してヘッドライトが小型化されているため、セダンではビルトインされていたフォグライトがバンパーに格納されている。
日本にも1982年より380SECがウエスタン自動車より導入されている。
触媒付きの53年規制適合車(E-代)であるためEC仕様車(204馬力)と比べ圧縮比が大幅に下げられ160馬力となっていた。
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